NTTドコモは300Mbps対応の「AQUOS ZETA SH-01H」発売開始
2015年10月29日 13時10分更新
NTTドコモは3波キャリアアグリゲーションによる受信最大300Mbpsに対応するシャープ製スマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」の発売を開始した。「docomo Online Shop」での価格は、一括購入の場合93,312円(税込、以下同)、月々サポートを適用させた場合の実質負担額は51,192円となっている。
「AQUOS ZETA SH-01H」はOSにAndroid 5.1を搭載したスマートフォン。ドコモが2015年冬モデルとして発売するモデルの中では唯一最大300Mbpsのネットワークに対応する。
最大の特徴は「ハイスピードIGZO」を搭載した5.3インチのIGZO液晶だ。従来の60Hz駆動から2倍のコマ数を描画できる倍速120Hz駆動ディスプレイとなっており、残像を抑えたなめらかな描画を実現させている。この「ハイスピードIGZO」は動画再生だけでなく撮影時にも適用することができる他、画面をスクロールする際の文字がくっきり見えるようにしたり、スワイプ操作時にもカクつきの無い滑らかな描写を可能にするなど、随所に性能を発揮するものとなっている。
メインカメラはリコーのデジタルカメラ基準「GR certified」を取得した1310万画素のものを搭載。位相差オートフォーカスとコントラストオートフォーカスを組み合わせたハイスピードオートフォーカスを新しく採用し、従来よりも焦点をあわせる時間を1/3に短縮。光学式手ブレ補正や120fpsで撮影できる「ハイスピードカメラ」、スーパースロー映像撮影など、最新技術を活かしたカメラ性能を誇る。インカメラは800万画素の広角カメラとなっており、風景も含めた自撮りを可能にしている。
これまでのシャープの端末に搭載されてきた独自機能も進化。能動的にスマホが話しかけてくる「エモパー」は、端末に話しかけることでメモがとれる「エモパーメモ」が新たに追加された他、声だけでなく光やアニメーションも加える事で「生命感」を表現できるようになっている。
握るだけで端末を操作できる「グリップマジック」も、左右だけでなく表裏にも近接センサーを搭載することで新たな操作感を可能にさせた。また背面には指紋認証センサーも搭載。端末ロック解除に使えるのは勿論、登録した指紋に応じて特定のアプリを起動させたりすることができる。
ネットワーク面では冒頭に述べてきたように受信最大300Mbpsに対応。更にWi-FiとLTE通信を同時接続させて高速ダウンロードを可能にする「デュアルスピードモード」、Wi-FiとLTEを通信環境に応じて自動で切り替える「スムーズチェンジモード」、複数のアンテナで同時通信することでWi-Fiの速度低下を抑える「MU-MIMO」といった機能で、快適な通信環境を提供する。
チップセットには6コアのSnapdragon「MSM8992」を搭載。ストレージは32GB、メモリは3GB。VoLTE、防水・防塵(IPX5/8・IP5相当)、おサイフケータイ、ワンセグ、フルセグ(録画対応)、NOTTVなどに対応する。赤外線通信には非対応。
主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.1
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon MSM8992(6コア 1.8GHz+1.4GHz)
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大200Gバイト)
・液晶:約5.3インチ IGZO液晶
・解像度:フルHD(1080×1920)
・バッテリー容量:3100mAh
・連続待受時間:約490時間(LTE)
・連続通話時間:約1,300分(LTE)
・メインカメラ:1310万画素
・インカメラ:800万画素
・サイズ:約139(H)×74(W)×7.9(D)mm
・重量:151g
・WiFi規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.1
・カラー:Blue、Black、Magenta
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