2015年度上期のSIMフリースマートフォン出荷台数は66.8万台、2018年度SIMフリースマートフォン出荷台数は381万台と予測
2016年1月21日 08時21分更新
・2015年度上期のSIMフリースマートフォン出荷台数は66.8万台
・2018年度SIMフリースマートフォン出荷台数は381万台と予測
MM総研は、2015年度上期のSIMフリースマートフォン市場(※1)規模に関する調査結果を発表し、成長が続くSIMフリースマートフォンの市場規模を数字で裏付けた。
それによると、2015年9月末のスマートフォン契約数は7,237万件、フィーチャーフォン契約数は5,486万件、合わせた携帯電話端末契約数は1億2,723万件となり、スマートフォン契約数比率は56.9%になるという。
スマートフォン契約数のうち、MVNO SIMカード利用の契約数は321万件、スマートフォン全体に占めるMVNO SIM比率は4.4%と分析している。
2015年度上期(15年4月~9月)のSIMフリースマートフォン出荷台数は66.8万台、同期間のMNO向け携帯電話端末出荷はスマートフォン1,262万台、フィーチャーフォン376万台で合計1,638万台。SIMフリースマートフォンを含む携帯電話端末総出荷台数は1,704.8万台、スマートフォン全体出荷台数1,328.8万台に占めるSIMフリー出荷台数比率は5.0%になるという。
MM総研では、2015年度通期のスマートフォン合計出荷台数は2,895万台、うちSIMフリー出荷は135万台となり、SIMフリー比率は4.7%になると予測している。さらに今後も増加傾向が続き、2018年度には381万台と予測している。
※1:本リリースにおける定義
◇「MVNO SIM(+スマートフォン)」:スマートフォンに挿入して利用するMVNO SIMカード
(スマートフォン以外の機器(タブレット等)に挿入して利用される
MVNO SIMカード分は含まない)
◇「SIMフリースマートフォン」:端末メーカーが、自前の通信網を持つMNOであるドコモ・
au・ソフトバンク・ワイモバイル向けに出荷するキャリアモデル以外のスマートフォン
(メーカーによる直販、メーカーからMVNO向けに出荷、メーカーから代理店や量販店等に
流通する端末)