セブン銀行が提携先向けに スマートフォン活用のATM取引導入を決定
2016年6月20日 12時44分更新
株式会社セブン銀行と 株式会社じぶん銀行は、平成29年春より、じぶん銀行の口座を持っている利用者向けに、キャッシュカードを使わずにスマートフォンを使って、セブン銀行ATMで入出金取引ができるサービスの導入を決定した。
■サービスの特徴
・様々な提携会社の利用者がカードではなく、スマートフォンでATM入出金可能
・全国に 22,000 台以上ある全てのセブン銀行ATMで利用可能
・ICカード利用時と同水準の高いセキュリティの取引が可能
・iPhone・アンドロイド両OSに対応、ほぼ全てのスマートフォンで利用可能
スマートフォンを活用したATM取引は、国内でも自社の顧客向けの導入事例はあるが、 様々なATM提携先の利用者が利用できるサービスの導入は、セブン銀行が日本初となる。セブン銀行とじぶん銀行は、それぞれが持つ強み(ATMとスマートフォン)を活かし、同取引スキームを協働して検討し、来春のサービス開始を決定した。 じぶん銀行の利用者(5月末現在 217 万口座)は、銀行取引アプリにより利用でき、サービス利用登録等の手続きや専用アプリの新たなダウンロードは必要ないとのこと。
じぶん銀行以外の提携先や資金移動業者等にも活用を検討しているとのことで、セブン銀行は今後、導入企業の拡大を見込んでいるという。
■スマートフォン取引のイメージ(出金取引の場合)