シャープ、5G対応スマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R7」を発表
2022年5月9日 11時52分更新
シャープは、5G対応スマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R7」を、2022年夏モデルとして商品化する。ライカカメラ社監修のカメラがさらに進化し、より本格的な撮影体験が楽しめるとのこと。
同機は、新型1インチイメージセンサーと、ライカカメラ社と共同開発したF値1.9/焦点距離19mmの「ズミクロン」レンズを搭載した。集光量が同社従来機比約1.8倍に向上。ハイレゾモードでは最大約4720万画素の高精細な写真撮影が可能。AF(オートフォーカス)は、すべての画素がフォーカス位置を検出できる「全画素Octa PD AF方式」に対応。AF速度が同社従来機比約2倍に高速化し、動く被写体にも素早くピントを合わせる。また、AIプロセッサーが被写体を検出する速度も大きく向上。リアルタイムで人物の全身、顔、瞳を検出し、マスクを着用した顔や横顔も素早く見つけることができる。進化したカメラにより、人の自然な表情など、撮りたい瞬間を逃さず、明るく美しい写真を撮影できるとのこと。
さらに、1Hz-240Hzで駆動する当社独自のOLEDディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載し、表示コンテンツに応じて駆動速度を自動で切り替え、高い省エネ性能と、なめらかで残像を抑えたクリアな表示を両立することが可能に。動画コンテンツに合わせて、AIによる超解像技術で高精細に表示するほか、フレームを補間してよりなめらかに表示する機能を新たに追加し映像への没入感を高めるとのことだ。
5G通信も進化。異なる周波数帯であるSub6とミリ波を束ねて高速通信できるDual Connectivityに対応した。AQUOS史上最高速となる下り4.9Gbps/上り1.1Gbpsを実現。30分のアニメ動画シリーズ20話分を10秒以内にまとめてダウンロードすることが可能。加えて、高い処理性能を持つ最新のCPU「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」と、高速かつ高精度な指紋認証を実現する「Qualcomm 3D Sonic Max」、5000mAhの大容量バッテリーや非接触充電を採用している。
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