レノボ、Haloキーボード搭載の2-in-1タブレット「YOGA BOOK」発表

2016年9月28日 14時28分更新


 レノボ・ジャパンは、画期的なHalo(ハロ)キーボードを備えたノートパソコン型のタブレット「YOGA BOOK(ヨガブック)」を発表した。予約開始は9月27日、出荷は10月中旬ごろを予定している。
 
 YOGA BOOKは、タッチ式のキーボードとワンタッチで切り替わるペン入力機能を備えており、キーボード面に置いたノートに専用の「REAL PEN(リアルペン)」でメモを書くと、そのままタブレットにデジタイズ入力することができる。Wi-FiまたはLTE通信機能を備えた軽量薄型ボディはモバイル性に優れている。キーボードが360度回転するYOGAスタイルの2-in-1は柔軟な使い方が可能となっており、会議メモなどの生産性作業やデザインなどのクリエイティビティワークまでタブレットの用途を広げることができる。
 
 
■日本の大和研究所のノウハウを使ったHaloキーボード
 キーボード形状が光って浮かび上がるフラットなタッチ式のキーボードは、振動を発生させて快適な打鍵フィードバックを実現。凹凸がないことによりユーザが打ち間違いをした際も、そのクセを学習して実際のキーをはみ出した部分にまで打鍵位置を自動調整してくれる。これらの機能はThinkPadのキーボード設計で定評のある日本のレノボ大和研究所のノウハウが活かされている。
 
■紙の書き味とデジタルの融合
 REAL PENは、キーボード面に書き込んだ内容を液晶面に反映させるためのEMR芯と紙に書き込むためのインク芯が交換可能で、インク芯は別売のアクセサリも用意されている。
 2048段階の筆圧感知機能を備え、ドローイングソフトなどをつかえば強弱のある線を描くことができる。手書きパッド面から10mm離れていても感知されるため、ペン入力パッドの上に一般的な厚さのノートを置いてメモをとるだけで、同時にメモ内容がYOGA BOOKの画面でデジタルデータとして描画される。
 
■大学生からノマド族まで、充実したモバイル機能
 約15時間(Android版)のバッテリ駆動時間、LTE対応により、外出先でデジタルデータを入力することの多い大学生や、カフェなどを拠点にビジネスをする「ノマド族」の若いビジネスマンも十分に利用することができる。
 
■素材にもこだわったプレミアムデザイン
 筐体にはマグネシウムアルミニウム合金を用い、薄さと強度を両立、約690gという軽量を実現している。画面とキーボードの接合部分は腕時計のバンドをモチーフにした「ウオッチバンドヒンジ」を採用、少ない力でも簡単に開閉できる。
 
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 各モデル共通の主な仕様として、ディスプレイは10.1型ワイド液晶(タッチパネル付き)、解像度は1920 ×1200ドット。CPUはIntel Atom x5-Z8550、メモリが4GB、ストレージが64GBとなっている。また、重量は約690g、大きさは閉じた状態で約256.6×170.8×9.6mm。バッテリ容量は8500mAh、Windows版の駆動時間は約13時間、Android版の駆動時間は約15時間となっている。
 
 
 

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