タクシー配車アプリ「タクベル」、後部座席タブレット導入へ

2018年10月25日 16時39分更新


 ディー・エヌ・エー(DeNA)は、同社が提供する次世代タクシー配車アプリ「タクベル」について、タクシー車内の乗客向け後部座席タブレットを2019年2月より提供すると発表した。
 
 提供予定の後部座席タブレットでは、デジタルサイネージだけでなく、タクシーメーターと連動した車内案内や料金表示のほか、ニュースや交通情報などのコンテンツを提供する予定。また、多言語対応でインバウンドの乗客も利用できる。
 後部座席タブレットは、タクベルで配車をした乗客だけでなく、導入車両に乗車する全ての乗客が利用することができる。
 
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 「タクベル」では、これまでにもリアルタイムな運行管理・配車履歴・売上明細・経理業務が可能な管理ツール、タクベルモニタをタクシー事業者に提供してきたが、今後はクレジットカード(接触型/⾮接触型IC カード対応)および交通系電⼦マネーに対応する決済機の導入を推進するなど、ハードウェアを含めたタクシーの総合的なスマート化・IoT化のソリューションを提供する。
 
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 後部座席タブレットは今後、QRコード決済機能や、最適なコンテンツ配信をおこなうための性別・年代推定機能、提供コンテンツ拡充などを実施する予定。タクベルの後部座席タブレットは2018年度中に1万5000台の搭載を目指すとしている。
 
 
 

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