名古屋駅周辺でフリーWi-Fi搭載を搭載した歩行者案内板を設置、社会実験の一環
2015年5月1日 14時34分更新
4月27日、屋外広告業者であるエムシードゥコー株式会社は、フリーWi-Fiを搭載する広告付き多機能型パネル(スマートパネル)を新たな歩行者案内板として、名古屋駅周辺に常設すると発表した。翌日よりサービスは開始される。
本取り組みは「名古屋駅地区における公共空間の利活用を通じたまちづくり社会実験」にて実施され、スマートパネルは歩行者案内板だけでなく多言語対応地図やフリーWi-Fi、緊急情報の放送等の機能も備えるものとなっている。
更に反対側に広告を掲出することで、導入費用から運営・維持費を広告費で賄うことができるため、市民や自治体の負担無く、道路上のインフラや交通サービスを整備運営する「ストリートファニチャ」という事業モデルに位置づけられている。
設置場所は名古屋駅交差点付近と近鉄名古屋駅前の2ヶ所。
スマートパネルのフリーWi-Fi「MEIEKI_Free_Wi-Fi」を利用するには、SSID「MEIEKI_Free_Wi-Fi」を選択してメールアドレス入力などの手続きを行うことで、1回あたり30分、1日5回まで利用可能となる。また「MEIEKI_Free_Wi-Fi」はNTTBPが提供するスマートフォンアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画。そのため一度アプリの利用登録を行うだけで、「MEIEKI_Free_Wi-Fi」のみならずNTTBPが提供する全国約10万ヶ所の空港や駅などのWi-Fiスポットが利用できるようになる。
関連カテゴリー