NTTと九経連は「Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト」を発表、訪日外国人向けサービスの充実化を図る

2015年6月8日 16時15分更新


 6月5日、九州経済連合会と九州観光推進機構はNTT、NTTアド、NTTBPと連携して「Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト」を開始すると発表した。

 「Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト」は九州を訪れる訪日外国人を対象として、利便性が高いWi-Fi環境の整備促進、情報配信アプリによる観光情報配信・プロモーション展開、および、ビッグデータ活用を通じた観光産業・地域経済の活性化を目的としている。

 Wi-Fi環境の整備においてはWi-Fi環境整備に関するガイドラインを定め、Wi-Fi接続事業者間の連携強化を図り、Wi-Fi環境整備を促進する。またNTTBPが提供する「Japan Connected-free Wi-Fiアプリ」との連携も行う他、九州各地の無料Wi-Fiスポットの「Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト」への加盟促進も行っていく。

 またNTTグループとJTBグループが提供した観光情報アプリの情報を基盤に、九州観光アプリ(Japan Travel Guide)の開発も行っていく。多言語(日本語・英語・韓国語・簡体字・繁体字・タイ語)に対応し、九州7県の観光コンテンツを掲載していくだけでなく、地域企業・店舗の広告やお得なクーポンの配信機能、Japan Wi-Fiとの連携機能も予定している。

 ビッグデータ活用に関しては九州FreeWi-Fiビジネス協議会(仮称)を発足し、統計化された観光動態等のデータから地域活性化のビジネスモデルを検討するワーキンググループ活動を実施していく。

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