さとふるとPayPay、新サービス「PayPay商品券」をふるさと納税の返礼品として提供開始

2022年12月2日 11時48分更新


 さとふるとPayPayは、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」にて、寄付先の自治体が指定した地域内の店舗・施設で新たな支払い方法として利用できる返礼品「PayPay商品券」を11月29日より提供を開始した。
 「PayPay商品券」は、「さとふる」で希望の自治体と寄付額を選び、寄付することで取得できる。取得した「PayPay商品券」は、自治体の地場産品の基準を満たした商品やサービスを提供する地域内の店舗・施設にて、寄付から180日後までの有効期限内で利用でき、訪問した寄付先自治体での飲食、アクティビティ、宿泊施設などの決済に活用できるとのこと。
 寄付者は、「PayPay商品券」の受け取りから訪問先自治体での支払いまで「PayPay」上でスムーズに行うことができるため、返礼品の宿泊券などの持ち歩きが不要になり、事前に寄付をする必要がなく、その場で寄付し、利用できるため、観光や旅行で地域を訪れた際に気軽に利用することができる。従来のアクティビティ体験や宿泊ができる返礼品は活用先が限られているが、例えば、栃木県日光市の場合、地域内の約550の店舗・施設で利用できるなど、地域内の多くのPayPay加盟店で使用できるため、幅広いシーンで利用できるとのことだ。
 寄付先の自治体に訪問し、地域の魅力に触れる体験ができ、地域経済活性化・観光誘致に寄与する「PayPay商品券」は、年内に約30自治体で導入し、約8000店舗以上の店舗・施設での利用開始を予定しているとのこと。

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