2014年国内携帯電話出荷台数は前年比2.5%減の3,828万台、フィーチャーフォンは2008年以来となる前年超え

2015年2月4日 10時00分更新


 MM総研は2月3日、2014年国内携帯電話端末出荷台数の調査結果を発表した。2014年のフィーチャーフォンとスマートフォンを合わせた総出荷台数は前年比2.5%減の3,828万台。過去最高の4,375万台を出荷した2012年以降、2年連続の減少となっている。

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 スマートフォンのみの出荷台数は前年比5.3%減となる2,770万台、総出荷台数に占める割合は同2.5ポイント減の72.4%となった。一方フィーチャーフォンだが出荷位台数は同5.7%増の1,058万台となり、スマホが年間100万台規模で出荷され始めた2008年以降では初めてのこととなっている。

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 2014年のメーカー別出荷台数シェアをみてみると、1位は3年連続でAppleに。出荷位台数は前年比29.3%増となる1,648万台、総出荷台数に占めるシェアは43.1%、スマートフォン出荷台数シェアでもは59.5%と圧倒的な地位を築いている。2014年は主要3キャリアが年間を通して発売した初の年となったことなどが挙げられている。

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 Appleが上記のような成績をのこしたこともあり、OS別シェアではiOSが59.9%と、40.3%のAndroidを抜いて1位となった。

 またMM総研では携帯電話端末契約数は1億2,511万件という数字から、人口普及率98.5%に達したと分析している。そのうちスマートフォン契約数が構成比52.3%となる6,544万件、フィーチャーフォン契約数が構成比47.7%となる5,967万件となっている。

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