MVNOのメイン利用が10%超え、シェア1位は「楽天モバイル」―MMD研究所調べ

2018年3月13日 11時18分更新


 MMD研究所は、15歳~69歳の男女44,541人を対象に2018年2月16日~2月22日の期間で「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」を実施した。
 
 メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者を聞いたところ、「docomo(32.5%)」「au(28.0%)」「SoftBank(22.1%)」と大手3キャリアを合わせると82.6%となり、2017年3月の同様の調査と比較すると85.7%から3.1ポイント減となった。
 「Y!mobile」の割合は3.8%、「MVNO」が10.1%となり、キャリアサブブランドの「Y!mobile」と「MVNO」を合わせると13.9%となった。これを前回調査(2017年3月)と比較すると3.1ポイント増えている結果となった。
 
  
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 格安SIMについて、考えに近いものを聞いたところ、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が30.5%で最多となり、続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が23.2%、「現在も利用している」が15.1%と続いた。格安SIMのサブ利用も含めて格安SIMの利用は15.1%となった。

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 これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」89.8%、「サービス名認知」が59.3%、「内容理解」47.7%となり「現在利用」は15.1%となった。

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 格安SIMを利用していると回答した6,721人を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で22.2%、次いで「mineo」が14.3%、「OCNモバイルONE」が9.7%と続いた。

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 また、メインで利用している格安SIMサービスの契約プランについては、音声通話プランを利用しているとの回答が65.3%、データ通信プランを利用しているとの回答は34.7%だった。2017年3月の調査と比較すると音声通話プランの利用は8.8ポイント増となった。
 契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者が利用している格安SIMサービスは、「楽天モバイル」が最も高く27.3%、次いで「mineo」が16.8%、「UQ mobile」が10.5%となった。一方、データ通信プラン契約者が利用している格安SIMサービスは、「OCNモバイルONE」が最も高く14.9%、「楽天モバイル」が12.8%、「mineo」が9.4%と続いた。

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 メインで利用している格安SIMを挿しているデバイスは、「スマートフォン(Android)」が54.5%で最も高く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が32.8%「モバイルルーター」が4.8%となった。また、iPhoneに関しては、2017年3月調査より7.9ポイント増加していることがわかった。

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 続いて、格安SIMを挿しているデバイス別に利用している格安SIMサービスを見てみると、スマートフォンのAndroid利用者は「楽天モバイル」「mineo」「OCNモバイルONE」、iPhone利用者は「mineo」「楽天モバイル」「UQ mobile」の順となった。

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