2013年国内ストレージソフトウェア市場は前年比成長率13.4%に、背景にはビッグデータ活用
2014年8月25日 10時12分更新
・ストレージソフトウェア市場の2013年の売上は782億円
・013年~2018年の年間平均成長率を4.2%、2018年の市場規模を961億円と予測
IDC Japan株式会社は国内ストレージソフトウェア市場の2013年の売上実績と2014年~2018年の予測を発表した。同調査によると、2013年の国内ストレージソフトウェアの売上は782億200万円、前年比成長率は13.4%のプラス成長となった。また、2013年~2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.2%、2018年の市場規模を961億円と予測している。
データ保護/リカバリーソフトウェアだけが市場をけん引するというここ数年の成長パターンとは異なり、2013年の国内ストレージソフトウェア市場は各セグメント(データ保護/リカバリーソフトウェア、ストレージレプリケーションソフトウェア、ストレージ管理系ソフトウェア)の売上がそれぞれに伸びたのが特徴的。
IDCではデータ活用に成功するユーザーも徐々に広がっていくとみられることから、2014年以降もストレージ運用に関する機能的な要求は継続的に高まると分析している。
ビッグデータ活用のトレンドもありストレージ利用のニーズはますます増大するばかり。さらにそのニーズは高度化、細分化していく。ソフトウェア開発はそのニーズに的確に応えることができるか、またどれだけ大きなニーズをつかむことができるか、各社の開発競争が続くだろう。
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