総務省は携帯電話契約数シェアを発表、MVNOは6.1%まで拡大
2015年6月29日 16時42分更新
総務省は2014年度第4四半期の電気通信サービスの契約数とシェアについて発表した。
それによると2014年度第4四半期の携帯電話の契約数は1億4,998万件で、前期比では1.8%増、前年同期比は5.4%増となった。このうち携帯電話は6778万件(前期比9.5%増、前年同期比46.0%増)で、PHSは516万(前期比2.7%減、前年同期比7.0%減)、BWAの契約数は1947万(前期比30.5%増、前年同期比160.9%増)となっている。また
3.9世代(LTE)の契約数は6,778万で、前期比9.5%増、前年同期比46.0%増に、契約総数に占める割合は44.4%となった。
移動系通信の事業社別シェアをみてみると、NTTドコモは42.4%(前期比0.2ポイント増、前年同期比0.2ポイント増)、KDDIグループは28.6%(前期比0.2ポイント増、前年同期比0.5ポイント増)でそれぞれ微増している。一方ソフトバンクグループは29%(前期比0.4ポイント減、前年同期比0.7ポイント減)と、唯一数字を減らしてしまっている。
またMVNOサービスの契約数は952万件で前期比6.5%増、前年同期比28.9%増で成長をみせている。移動通信系の契約数に占める割合は6.1%で前期比0.3ポイント増、前年同期比1.1ポイント増とに。なお、この数字はMNOであるMVNOを除いた数字となっている。
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