若者のSNS利用実態、10代の61.5%が「複アカ」を使い分け―BIGLOBE調査 

2017年3月29日 11時17分更新


 BIGLOBEは、スマホを所有している高校生・大学生・30代の社会人・40代の社会人を対象に「若者のスマホ利用実態に関する調査」を実施した。同調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の15歳~18歳の高校生、18歳~29歳の大学生、30歳~39歳、40歳~49歳の男女800名を対象にアンケート形式で実施した。なお、それぞれの性年代カテゴリは各100名ずつ抽出している。調査日は3月13日~15日、調査方法はインターネット調査。
 
 調査の結果、SNSを利用している10代の61.5%が複数のアカウントを使い分けていることが分かった。10代の次に複アカを持つ割合の多い20代と比較して、約18ポイント上回っている。アカウントを使い分ける理由について、全体では「オンとオフを切り替えるため」、「ペットや食べ物、趣味限定のアカウントのため」が共に36.1%と最多だが、大学生の男性に限ると、「人間関係の愚痴・不満を吐き出すため」(35.5%)、「知られたくない過去を隠すため」(25.8%)が上位を占めるなど性別年代で特色が見えた。
 
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 利用しているSNSについて、10代に圧倒的に支持されているSNSはTwitter(73.7%)となり、Facebookの利用は他年代と比較してかなり低い結果となった。一方、新興SNSのSNOWは、10代女性の半数以上となる50.5%に利用されていることが分かった。男女で比べると、女性のSNOW利用率が高く、同じ10代でも男性はわずか8.0%にとどまった。
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 また、SNS上の友達も現実の友達も年代が若いほど多く、年月が経過するごとに徐々に減少していく傾向にあるようで、各世代での平均を取ると、SNS上での友達はリ アル友達の2~3倍程度いるという結果になった。
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■調査概要
・調査名:若者のスマホ利用実態調査
・調査対象:
インターネット利用者の中から、全国の10~40代男女で、スマホを所有している方
15歳~18歳の高校生、18歳~29歳の大学生、30歳~39歳、40歳~49歳
各100人 合計800人/アンケート形式
・調査期間:2017年3月13日~15日
 
 
 

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