『格安スマホ』に関するインターネット調査、格安スマホ・SIMカード利用者は全体の2割強―マイボイスコム

2019年4月19日 12時47分更新


 マイボイスコム株式会社は、5回目となる『格安スマホ』に関するインターネット調査を2019年3月1日~5日に実施し、10,365件の回答を集めた。格安スマホ・SIMカード利用者は全体の2割強、過去調査より増加傾向。格安スマホ・SIMカード利用意向者の重視点は「月額利用料金」「通信の安定性」などという結果。

◆格安スマホ・格安SIMカード利用状況(複数回答)
 「格安SIMカードとスマートフォン端末をセットで購入」の利用者は全体の9.8%、「格安SIMカードを購入、端末は新しく購入したSIMフリースマートフォンを利用」「格安SIMカードを購入、端末は所有スマートフォンを利用(SIMカードを差し替える)」は各4~5%、「格安SIMカードを購入、端末は中古で購入したスマートフォンを利用」は1.0%。これらのいずれかを利用している人、つまり格安スマホ・格安SIMカード利用者の比率は、全体の2割強で、過去調査と比べ増加傾向。男性10~40代、女性30代で各3割と他の層より高くなっている。
マイボイスコム1

◆主に利用している格安スマホ・SIMサービス
 格安スマホ・SIMサービス利用者のうち、「楽天モバイル」利用者が25.9%、「マイネオ」「UQモバイル」「OCNモバイルONE」などが各1割弱となっている。
マイボイスコム2

◆格安スマホ非利用理由(複数回答)
 格安スマホ非利用者(全体の8割弱)の、非利用理由は「現在利用しているもので満足している」が47.2%、「通信の安定性や速度に不安がある」「格安スマホを詳しく知らない」「メールアドレスを変えたくない」「契約手続きや、利用環境設定が面倒・わからない」「格安スマホに興味がない」などが各10%台。

◆格安スマホ利用意向
 格安スマホ・SIMカードの利用意向者(「利用したい」「まあ利用したい」の合計)は3割強、非利用意向者(「利用したくない」「あまり利用したくない」の合計)は約35%。利用意向者の比率をみると、若年層で高い傾向で、男性10・20代で5割弱、男性30・40代、女性10・20代で各4割、男性60・70代や女性50~70代では各20%台となっている。また、格安スマホ・SIMカード現在利用者では9割の利用意向だが、非利用者では2割弱。スマートフォンのみ利用者では4割弱、スマートフォン・携帯電話両方利用者では7割弱となっている。

◆格安スマホ・格安SIMカードのサービス選定時の重視点(複数回答)
 格安スマホ・格安SIMカード利用意向者の、サービス選定時の重視点は「月額利用料金」が85.4%、「通信の安定性(つながりやすさ、安定している)」「通信速度の速さ」「データ通信容量」「機器や端末の価格」が各4~5割。女性では「通信の安定性(つながりやすさ、安定している)」「アフターサービス」などの比率が高くなっている。端末+格安SIMカードのセット利用者では、「機器や端末の価格」の比率が高く、「月額利用料金」に続き2位にあがっている。格安SIMカード購入者では「余ったデータ容量(パケット)を翌月に繰り越し可能」などがやや高い傾向。

【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2019年3月1日~3月5日
回答者数:10,365名
設問数:7~9問(テーマによって異なる)
属性情報:32項目
調査機関:マイボイスコム株式会社
 
 
 
 

 

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