「5G」の認知度、この1年で29.4ポイント増加―ジャストシステム

2019年10月10日 12時17分更新


 株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年9月度)』の結果を発表した。調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象。

【調査結果の概要】
■約8割が「5G」を認知。この1年で、認知度が大幅向上
 スマホユーザーのうち、次世代通信システムである「5G」について、「知っており、他の人に説明できる」人は10.5%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」人は31.7%、「聞いたことはあるが、よく知らない」人は38.9%で、合計で81.1%の人が認知していた。2018年9月度調査(51.7%)と比較すると、この1年で認知度は29.4ポイント増加した。

■「5G」に最も期待するのは、「ネット利用のしやすさ」
 「5G」を知っている人のうち、「5Gの実用化に期待している」人は72.0%。期待している人にその理由を聞いたところ、「インターネットが利用しやすくなる」が最も多く(67.8%)、次いで「動画が視聴しやすくなる」(61.8%)、「ライブ動画が視聴しやすくなる」(42.4%)でした。「動画が視聴しやすくなる」と答えた人の割合を年代別に見てみると、10代(80.5%)、20代(47.1%)、30代(51.1%)、40代(75.0%)、50代(59.0%)、60代(67.5%)だった。10代の8割以上が「5G」に快適な動画視聴環境の実現を期待していた。

■すでに、約8割が「eスポーツ」を認知
 「eスポーツ」について、「知っており、他の人に説明できる」と答えた人は13.7%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」人は29.8%、「聞いたことはあるが、よく知らない」人は35.5%で、認知度は79.0%でした。2018年9月度調査(63.1%)から、この1年で認知度は15.9ポイント向上した。

■スマホユーザーの約4割が、「新型iPhoneに興味」
 今年9月に発売された新型iPhoneについて、スマホユーザーのうち、「購入、または購入予約をした」人は4.2%でした。また、「とても興味を持っていて、購入を検討している」人は6.8%、「とても興味を持っているが、まだ購入検討までは至らない」人は11.5%、「やや興味を持っている」人は18.6%で、あわせて36.9%の人が興味を持っていることがわかりました。また、新型iPhoneに興味がある人のうち、58.0%が「iPhone 11」、39.7%が「iPhone 11 Pro」、24.2%が「iPhone 11 Pro Max」に魅力を感じていた。

5Gの認知度

調査期間: 9月24日~9月28日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

 
 
 

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