ドコモ、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」を発表

2023年11月27日 11時55分更新


 NTTドコモは、ゴールドクレジットカードを取り巻く保有・利用実態の変化を探るため、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」を実施した。
 「dカード GOLD」は今年の6月28日には会員数が1000 万人を突破した。近年では、物価の高騰により消費の冷え込みが見られるにも関わらず、「dカード GOLD」は年々会員数を伸ばしているとのこと。ゴールドカードは社会的なステイタスだけで選ぶものではなくなったのではないかと推察され、今回はそうした背景から、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」を行ったとのこと。
 個人年収を聞いた質問では、1位が「200万円未満(39.6%)」、次いで「200万円~400万円未満(23.2%)」、「400万円~600万円未満(17.2%)」に。さらにゴールドカード保有者で個人年収が「400万円未満」の人のなかには、専業主婦(主夫)や学生なども多く含まれており、誰でもゴールドカードを持つ時代になったと言えるとのこと。

 一方、世帯年収では、「200万~600万円未満」が42.4%を占め、メインボリュームとなっている。

 最も利用しているクレジットカードの利用理由を聞いた質問では、1位は「ポイントやマイルの還元率が高いから(48.6%)」、2位は「ポイントやマイルの使い道が多く魅力的だから(42.3%)」という結果に。クレジットカード全般で「ポイントや特典」を重視する傾向が顕著となっているとのこと。

 初めてゴールドカードを持ったきっかけとして、1位が「ポイントやマイルが貯まりやすいから(20.6%)」、次いで「年会費に見合う特典が魅力的だったから(17.3%)」となり、「ステイタス感が魅力的だったから(4.2%)」を大きく引き離した結果となった。

 ポイントやマイルをどの程度積極的にためているかという質問に対して、ゴールドカード保有者の83.1%がポイントを積極的にためている結果に。

 またポイントやマイルに関する意識では、78.8%が「ポイントやマイルを貯める行為(ポイ活)を楽しんでいる」、78.2%※3が「ポイントやマイルを貯める行為は、家計の節約術のひとつである」と回答し、ポイントをためる行為は「節約」であると同時に「楽しみ」にもなっていることがうかがえるとのこと。

 保有しているゴールドカードについて聞いた質問では、1位は「dカード GOLD(25.6%)」に。ゴールドカード保有者の4人に1人がdカード GOLDを保有している結果となった。

 「dカード GOLD」が自身や家族にとってどういったものか聞いた質問に対しては、1位が「ポイントや特典が多く得られるおトクなもの(53.8%)」、次いで「スマホでの決済やタッチ決済ができる便利なもの(16.0%)」、「持っていることで安心感が得られるもの(13.6%)」と、圧倒的に”おトクなカード”として捉えているという結果となった。

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