『Japan Travel by NAVITIME』の「カーナビゲーション」機能がリニューアル

2024年5月27日 12時20分更新


 ナビタイムジャパンは、インバウンドのドライブ観光需要や地方部への移動をサポートするため、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』の「カーナビゲーション」機能をリニューアルした。
 『Japan Travel by NAVITIME』アプリでは、「Transit:乗換」「Walk:徒歩」「Drive:車」のルート検索を提供し、「Drive:車」のルート検索結果から「カーナビゲーション」機能を利用できる。これまでは利用者の多くが「JAPAN RAIL PASS」などの周遊パスを利用して公共交通機関でのゴールデンルート等の移動を選択していたため、車ルートに関してはシンプルなカーナビゲーション機能を提供していた。
 インバウンドの増加に伴い、観光ニーズが多様化し、リピーターによる訪問先も広がることで、訪日外国人旅行者の移動手段も多様化することが予想され、実際に、アプリユーザーが投稿した「旅行プラン」からも、全体の約10%が車を利用して地方部を巡るプランだということがわかっているとのこと。ユーザーからの要望もあり、今回、本格的なカーナビゲーション機能を、同アプリ内で提供開始する。
 国内向け『ドライブサポーター by NAVITIME』をベースとしたカーナビゲーション機能が、既存のアプリのなかで、英語で利用できるようになりる。インバウンド向けの安全運転支援として、ナビゲーション開始前に、日本の交通ルールの確認を促す注意喚起を表示する。今後は、日本独自の「道の駅」の情報や「高速道路周遊パス」などを整備して追加したり、自治体が情報発信するモデルコースと連携するなど、コンテンツを充実させる予定とのことだ。

関連カテゴリー