LINE PayとVisa、次世代フィンテックソリューション 「デジタル決済対応カード」 提供で提携
2019年6月7日 16時28分更新
LINE PayとVisaは、戦略的包括パートナーシップ提携を結び、今後、両社における世界規模の加盟店やユーザーベースを活かした新たなフィンテックサービスを開発・提供していくと発表した。
今回の提携により、「LINE Pay」内からVisaブランドの「デジタル決済対応カード」の申込み・利用が可能になるほか、既存の「Visaカード」を「LINE Pay」に連携してスマートフォン決済に利用することも可能になる。また、ポイント還元等のロイヤリティプログラムや利用特典における協業や、海外旅行の際にVisaのネットワークで「LINE Pay」で支払い可能になるような新機能も提供していく予定。
さらに、Visa加盟店でも「LINE Pay」を使って決済できるようになり、店舗側が「LINE Pay」の直接加盟店になっていなくても、Visa加盟店であれば利用可能になり、決済通知や履歴も「LINE Pay」 内で確認できるようになる。
フィンテックサービスでは、LINE PayとVisaは、ブロックチェーンを基盤としたB to Bや国際間決済に加え、代替通貨取引を可能にする新しいサービスを開発する。そのほか、東京2020オリンピック競技大会に先駆け、独自の共同マーケティングを実施する。
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