ドコモが「単語翻訳アプリ」「インタビュー翻訳アプリ」開発、横須賀市内の商店街で実証実験

2016年7月7日 16時01分更新


 株式会社NTTドコモは、多言語コミュニケーションツールの利便性向上に向けて、翻訳アプリケーション「単語翻訳アプリ」「インタビュー翻訳アプリ」を開発し、2016年7月中旬から9月下旬まで、横須賀市が実施する「商店街まちなかインバウンドの実証実験第2段階」にて、同アプリの実用化に向けた検証を行うことを発表した。
 
 「単語翻訳アプリ」は、店舗における外国人利用客への接客など、1対1でのコミュニケーションの円滑化を目的として開発したものであり、会話中の主要な単語のみを抽出し、翻訳内容とともにスマートフォン上に表示するアプリ。
 
 「インタビュー翻訳アプリ」は、翻訳する言語の切り替えがボタン操作で可能となる本アプリ専用マイクを利用し、道案内やイベント時のインタビューなどの会話の翻訳内容をスマートフォンやタブレット上に表示するアプリ。
 
 ドコモは、横須賀市が訪日外国人とのコミュニケーションを円滑化することを目的として2016年3月1日から5月8日まで横須賀市内5つの商店街で実施した「まちなかインバウンド実証実験第1段階」において、「はなして翻訳 for Biz」の利用検証に関する実験を実施。
実証実験の第2段階となる7月からの実証実験では、第1段階の実証実験で得られた商店街各店舗での翻訳アプリの利用環境や課題などをもとに、より需要の高い利用シーンに特化して検証を行うとしている。
 
 
■横須賀市まちなかインバウンド実証実験におけるドコモの実施概要
・本実証実験におけるドコモの実施概要
新たに開発した2つの翻訳アプリケーション「単語翻訳アプリ」・「インタビュー翻訳アプリ」について、横須賀市内の商店街で実証実験を行い、本アプリ実用化に向けた検証を実施。

・実施時期
2016年7月中旬~9月下旬(予定)

・実施場所
横須賀市内の商店街エリア

提供するアプリ及びデバイス概要
単語翻訳アプリ
単語翻訳

インタビュー翻訳アプリ
インタビュー翻訳
 
 
 

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