「ポケモンGO」リリース開始からわずか3日でインストール数1,000万人突破、「国内アプリ動向最新調査」
2016年7月28日 13時00分更新
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズは、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を用いて「ポケモンGO」アプリの利用動向について調査を行い、その結果を発表した。
世界各地でブームとなっているスマホゲーム「ポケモンGO」が、7月22日(金)、日本でも配信開始された。週末には街に出かけてポケモンGOをプレイするユーザーが多く見受けられ、早くも社会現象となっている。
■ インストールユーザー数
ポケモンGO」アプリの国内利用動向を見てみると、7月22日(金)から7月24日(日)の3日間でのインストールユーザー数は、1,147万人にのぼり、ゲームカテゴリのアプリで最もインストールユーザー数が多い「ディズニー ツムツム」を抜き、「Instagram」に迫る勢いとなった。
■ アクティブユーザー数
「ポケモンGO」アプリを起動したユーザー(アクティブユーザー)は、3日間で963万人にのぼり、「Twitter」とほぼ同規模となっている。
アクティブユーザーの属性としては、男性57.9%・女性42.1%と、男性比率がやや多い傾向にある。男性のアクティブユーザー数は557万人と「Twitter」(471万人)を超え、「Facebook」の665万人に迫る結果となった。
年代別では20代が34%と一般と比べて12ポイント高く、20代の割合が高いことがわかる。ポケモンブームが小学生の頃に起こったユーザーが今20代となり、再びポケモンに関心を持っていると予測できる。
また、30代以上で見ても、「ポケモンGO」利用者数は「Twitter」を超えており、30代以上のユーザーにおいても、「ポケモンGO」のアクティブユーザー数はかなり規模が大きいことが見てとれる。この3日間で「ポケモンGO」は幅広い年代のユーザーに使われていたようだ。
このように、世界各地で話題になっていたこともあってか、リリースからわずか3日で社会現象とまでいえるほどに人気の「ポケモンGO」。街を歩けば必ず一人はゲームをしながら歩いている人を見る。都内の公園などには数百人規模でモンスターを捕まえに集まることもあるという。日本の夏を席巻するポケモン旋風はまだまだ止まりそうにない。