小田急から公式アプリ発表、1分以上の遅れから表示し駅の混雑状況を人型アイコンでリアルタイムに確認
2017年6月5日 11時29分更新
小田急電鉄株式会社は、6月7日から、公式スマートフォンアプリ「小田急アプリ」を無料で配信すると発表した。
「小田急アプリ」では、列車のリアルタイムの走行位置をはじめ、指定した駅における直近列車の発車時刻や接続案内、ホーム図など、利用者からのニーズの高い情報を配信。また、災害発生時のみ利用できる、小田急線各駅付近の避難場所などを案内する地図情報や、家族などの所在地を確認することができる機能を搭載し、いざという時に役立つ無料のアプリだ。
◆公式スマートフォンアプリ「小田急アプリ」を配信
「小田急アプリ」の概要は下記のとおり。
(1)リアルタイム運行情報
路線図に合わせて、すべての列車の走行位置をリアルタイムに表示するほか、列車の種別や遅延状況(1分以上の遅れから)も表示する。また、小田急線内で遅延等が発生した際には利用者へPush配信により通知。このほか、乗車する駅の指定に応じて、同駅を発車する直近10列車の発車時刻や同列車の途中駅での接続情報を表示する。
(2)ホーム図・駅構内図
階段やエスカレーターの位置、出口情報等を記した各駅のホーム図を表示。また、駅構内図では、トイレやコインロッカーなどの設備をご案内しているほか、新宿駅においては、駅構内にある個室トイレの空き情報を確認することができる。
(3)駅構内混雑情報
各駅における改札口付近の状況を、人型アイコンを用いた画像で表示。使用する画像データは、駅構内カメラシステムから取得したもので、取得した画像データは混雑状況を解析した後、自動で削除される。なお、この画像データ解析は、外部からのアクセスが不可能な環境において行われ、無人の改札口画像(背景画像)に人型アイコンを配置(匿名加工)した後、小田急アプリに配信。
(4)時刻表
同社ホームページ上に掲載している各駅の時刻表が確認できる。
(5)遅延証明書
同社ホームページ上で発行している遅延証明書が確認できる。
(6)震災時支援マップ
各駅周辺の一時避難施設や公衆トイレなど、災害発生時に役立つ施設・設備等の情報を記載した地図を表示。
(7)家族位置情報表示(ペアリング表示)
災害発生時に、あらかじめ設定した家族などの位置情報を「震災時支援マップ」の地図上に表示する。
◆提供ストア
App Store
Google Play
【対象OS】
iOS 8.0~10.0のスマートフォン
Android 4.1~7.0 のスマートフォン
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