AndroidのスマホをiD決済端末として利用する実証実験開始 -ドコモ
2022年6月9日 11時11分更新
株式会社NTTドコモは、小規模店舗などにおいてのiD決済普及に向け、Androidのスマートフォンを「iD」の決済端末として利用する実証実験を2022年6月8日から開始した。
この実験により、専用の決済端末や専用付属機器を購入する必要なく、スマートフォンだけでiD決済を導入できるため、店舗は従来に比べてコストを抑え、手軽にキャッシュレス化の対応が可能となる。
実験の一環として、株式会社日本カードネットワークが実証実験中のサービス「Tap on Mobile」に対応する。
iDは2005年12 月にサービス提供を開始し、2022年3月末には決済端末の設置台数が全国185.7 万台を突破。従来の決済専用端末に加え、スマートフォンなどの汎用デバイスを活用した廉価な決済端末の実現も推進していくとした。
実施店舗
「Tap on Mobile」を実験導入中の一部店舗
トライアル期間
2022年6月8日(水)~終了時期未定
「Tap on Mobile」について
市販の Android 版スマートフォンやタブレット※に CARDNET が提供する「Tap on Mobile」アプリケーションをインストールすることで非接触決済が利用可能となる。
※実証実験中は NFC 読み取り性能を測定し、一定の基準をクリアした端末のみを使用
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