『渋滞情報マップby NAVITIME』、事故や工事による規制や天候を考慮した渋滞予測が可能に

2023年8月9日 10時53分更新


 ナビタイムジャパンのリアルタイムの道路交通情報に特化したアプリ『渋滞情報マップby NAVITIME』にて提供中の「AI渋滞予報」は、新渋滞予測モデルの採用により、事故や工事による交通規制情報や天気予報情報を考慮した渋滞予測が可能となった。また、渋滞予報の更新タイミングも、今までは朝7時時点の1日1回だったが、いつでも最大24時間先までの渋滞予報を確認できるようになる。
 4月21日より提供している「AI渋滞予報」機能では、混雑が発生しやすい全国100区間の渋滞予報を地図上にアイコンで表示し、天気予報のように一目でその日に予想される渋滞具合がわかる「きょうの渋滞予報」や1時間ごとの渋滞度合いをグラフで表示し、普段に比べてどこがどのくらい混むのかが直感的にわかる「渋滞予報グラフ」を提供している。
 渋滞予測技術を研究する中で、渋滞は自動車の交通量のみが原因ではなく、交通規制や事故、風雨などの天候状態などの様々な要因が組み合わさって常に変化する道路状況によって発生することから、その状況変化をとらえて渋滞予測に反映できるようにすることで、渋滞予測の精度向上につながると考え、今回の対応を行ったとのことだ。

関連カテゴリー