KDDI、世界初「Tango」の空間認識技術を活用した仮想キャラクターによる案内サービスの実証実験を実施
2017年2月7日 16時45分更新
KDDI株式会社と、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、「SNOW MIKU 2017」とのコラボレーションの一環として、「雪ミクスカイタウン」および「サッポロファクトリーアトリウム」で「Tango」テクノロジーの空間認識技術を活用し仮想キャラクターによる案内サービスの実証実験を実施すると発表した。
本実証実験では、北海道を応援するキャラクター「雪ミク (初音ミク)」をキャラクターとして起用し、体験者がTangoに対応したスマートフォン「Lenovo Phab 2 Pro (レノボ ファブ ツー プロ)」にて専用アプリ「ミク☆さんぽ」を起動し、かざすと、3Dで作成した等身大「雪ミク」が、地面の上に立っている姿がスマートフォンの画面に表示されると共に、「雪ミク」をあらゆる角度から見ることができたり、一緒に散歩したりすることができる。
また、体験者がかざすスマートフォンのカメラに映っている展示の絵など、周囲の環境に「雪ミク」が反応することで、あたかも「雪ミク」が現実に居るかのような体験が可能となっている。
「サッポロファクトリーアトリウム」では、2017年2月11日から2017年2月12日まで、本実証実験の一環として「雪ミク」が歌って踊る姿をあらゆる角度から見ることができるデモンストレーションを体験することができる。両イベント会場ともに、「雪ミク」が楽曲に合わせて歌って踊る姿を体験用スマートフォンで撮影し、写真をその場でダウンロードすることも可能となっている。
さらに、「雪ミク」が券面に描かれたプラスチックカード付きのオリジナル「データチャージカード」を、2017年2月11日から、「au SAPPRO」と「auショップサッポロファクトリー」において期間限定販売も行うようだ。
▼プラスチックカード付きオリジナル「データチャージカード」(イメージ)
KDDIは今後もAR技術やVR技術を通じて、次世代のコミュニケーション手段を提案し、体験できるよう実証実験や実用化の検討を進めてゆくとしている。
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