ソフトバンク、「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」を月額390円で提供開始
2014年5月13日 16時21分更新
・海外赴任など、長期に利用しない場合にも、解約せずに電話番号やメールアドレスを維持できるサービス。
・事業者には細かい気遣いのサービスの拡充に期待したいところである。
ソフトバンクモバイル株式会社は、海外赴任や留学などで長期間携帯電話を利用しないユーザー向けに、月額390円で電話番号・メールアドレスを最長5年間保管できる「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」を5月15日より提供開始する。
これまでは、基本使用料を払い続けるか、もしくは一度解約して、電話番号を放棄するしかなかった。今後は月額390円の保管料を払うことで、携帯電話を契約したままでも通話・通信サービスの月額基本使用料を支払う必要がなくなる。具体的には、電話番号と@softbank.ne.jp/@i.softbank.jpなどのメールアドレスを最長5年間保管でき、希望のタイミングでまた再利用できる。
なお同様のサービスはドコモやauにもある。各社の料金体系は以下のとおり。
・softbank…事務手数料2000円、月額使用料390円、最長5年間
・ドコモ…事務手数料1000円、電話番号保管400円、メールアドレス保管100円、最長3年間
・au…事務手数料2000円、月額使用料372円、最長5年間
一定のニーズはありそうだ。むしろ今までこのような場合はユーザーはどうしていたのか気になるところ。こういった細かい気遣いのサービスが充実しているかいないかで、ブランドに対するイメージは大きく変わることも多い。各通信事業者にはこういった面でサービスの拡充を期待したい。
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