IIJ、「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」において、国内初の帯域課金モデルを開始

2014年5月29日 10時16分更新

・M2M(Machine to Machine)専用のデータ通信サービスにおける新しい料金プラン
・個人利用以上に多様化するニーズに対応するため各社の挑戦が続いている

 

 株式会社インターネットイニシアティブはワイヤレスM2M(Machine to Machine)専用のデータ通信サービス「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」において、契約帯域に応じた定額型の「プランC」を2014年6月9日より開始する。

 IIJモバイルM2Mアクセスサービスは、M2M用途に特化した閉域網のアクセス回線として、M2Mデバイス用のSIMカードを提供するモバイルデータ通信サービス。これまでのプランは回線数や回線ごとの通信量の増加に比例して費用は増加する。一方今回のプランは契約帯域に応じて月額の費用が決まるため、複数回線の通信を効率的に集約することでコストパフォーマンスの向上を図ることができ、大規模なM2M利用の場合にメリットが大きい。。

 通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで、端末のスペックや契約帯域により変動する。価格は初期費用が契約ごとに3万円(税別)、登録手数料が回線ごとに3000円(税別)、月額基本料が1回線あたり月額200円(税別)から、帯域費用が1Mbpsあたり月額30万円(税別)から。

 データ通信は、個人利用以上に、M2M(Machine to Machine)では利用ニーズが多様化してる。各社ニーズに応えるため様々なプランを用意して顧客獲得競争に挑んでいるようだ。

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