JALとNTT東日本、訪日外国人観光客向け無料Wi-fiサービスで提携
2014年6月17日 14時00分更新
FREE Wi-Fiマーク
日本航空とNTT東日本は16日、訪日外国人観光客向けの無料Wi-Fiサービスにおいて提携することを発表した。
海外発日本行きのJAL便航空券を購入した外国人向けに、JAL海外地区ホームページにおいて、NTT東日本の「光ステーション」に14日間無料で接続できるIDとパスワードを提供する。「光ステーション」はNTT東日本が提供する公衆無線LANアクセスポイントサービスであり、東日本エリアの約46,000カ所に設置されている。
従来日本に来た外国人観光客が無料Wi-Fiサービスを利用するには、訪日後「ID/PASSカード」の配布場所である観光案内所などに足を運ぶ必要があったが、オンラインで取得できることで、より便利に利用できるようになった形だ。また無料Wi-Fiサービスの利用促進にも繋げたい狙いがある。
総務省の調査によれば、訪日外国人観光客の約5割が無料Wi-Fiの利用を希望しており、空港や駅、コンビニエンスストアなどでは無料公衆無線LAN環境の整備が進んでいるという。今回のサービスによって旅行者の満足度をさらに向上させ、日本の「観光立国」実現に貢献し、さらなる訪日外国人の増加を図っていく。
2020年の東京オリンピックに向けてITインフラの拡充は必須であり、こうしたサービスは今後増加していくと思われる。
関連カテゴリー