NTTドコモは異なるOS同士でもBLEで情報伝達を可能とする技術を開発、災害時にも期待
2015年3月11日 16時08分更新
3月10日、NTTドコモは災害時などの携帯電話ネットワークが機能しなくなった場合でも、Bluetooth Low Energy(以下BLE)を用いて異なるOSのスマートフォン同士でも情報伝達を可能とする技術を開発したと発表した。
元々BLEは同じOS間で音声やパケット通信などの携帯電話ネットワークを介さず、近距離内のスマートフォン同士で情報を伝達するものであったが、今回開発された技術によって異なるOS間をまたがって利用できるようになった。
この技術を活用することで、例えば災害時に携帯電話ネットワークが使えない場合でも、自分の安否情報を近くのスマートフォンを経由することで、携帯電話ネットワークがつながる場所のスマートフォンまで伝達し、災害用伝言板注意に登録することが可能となるという。
対応OSはiOS7.1以上、Android 5.0以上。
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