ソフトバンクテクノロジーはセキュアに、コスト効率よくアプリをクラウドから配信する「Azure RemoteApp」を提供
2016年3月14日 12時05分更新
ソフトバンク・テクノロジー株式会社は、クラウドからアプリを配信することで、デバイスとアプリケーションを分離し、セキュアな環境で生産性を向上する Azure RemoteApp の取り扱いを開始したと発表した。また、Azure RemoteApp の導入支援サービスの提供も同時に開始した。
昨今、標的型のサイバー攻撃の増加を受けて、民間企業・地方自治体はセキュリティ対策への重要性が増している。2015年11月には「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化に向けて」と題したセキュリティ強化案が発表され、マイナンバーを活用したオンラインの情報連携が始まる2017年7月までに、地方自治体は対策強化を図ることが必要とされてきている。また、ワークスタイルの変革やスピード・コスト・拡張性などが評価され、クラウドファーストの考え方も浸透してきた。
これを受け、SBTではマルチデバイス・マルチOSの環境に対して、クラウドからアプリケーションを配信ができるAzure RemoteAppの提供を開始。Azure RemoteAppは、PCやタブレット端末とアプリケーションを分離することで、データはクラウドに保管され、いつでもどこでも、どのデバイスからでもデータを呼び出し仕事が可能になり、またデバイス紛失や盗難時の情報漏えいリスクを軽減するというメリットがある。
・仮想デスクトップと「Azure RemoteApp」の違い
クラウドからアプリケーションを配信する Azure RemoteApp と類似した概念のサービスとして、デスクトップ環境を呼び出す仮想デスクトップがあるが、仮想デスクトップでは、導入負荷が高いことやランニングコストが高いといった課題があった。
Azure RemoteApp においては、1カ月・1ユーザーから利用可能で、数ステップで導入が可能。最適なコストで、簡単に利用を開始できる点が特徴である。SBTでは、Azure Remote App の取り扱いとあわせて、導入支援サービスの提供も開始する。
■ Azure RemoteApp の導入支援サービス
Azure RemoteAppに関する詳しい情報はURL参照。
https://www.softbanktech.jp/service/list/azure-remoteapp/
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