Bluetooth 5正式発表、通信速度2倍・範囲4倍・データ容量は8倍に
2016年6月20日 13時39分更新
Bluetoothの規格策定をするBluetooth Special Interest Group (Bluetooth SIG)が、新バージョン「Bluetooth 5」を発表した。Bluetooth 5は短距離無線通信規格の最新版。現行バージョンと同じ消費電力で到達距離は4倍に、伝送速度は2倍に、伝送できる情報量は8倍になる予定だとしている。
通信範囲が拡大することでIoTによる住宅全体や屋外での活用も現実になり、ビーコン・位置情報・ナビゲーションなどの次世代コネクションレス型サービスが推進されるとしている。
Bluetooth 5対応機器は、2016年後半から2017年前半の間に発表されるとのこと。Bluetooth SIGのエグゼクティブ・ディレクター、マーク・パウエル氏はBluetooth 5の発表に際し「2020年には全IoTデバイスの1/3がBluetoothを組み込んでいるだろう」と語っている。