KDDIとトビラシステムズ、国内初、「迷惑電話自動ブロック」を提供

2021年12月9日 12時23分更新


 KDDI、トビラシステムズは2022年2月16日から、国内で初めて特殊詐欺や悪質セールスなどの迷惑電話の固定電話への着信を専用機器不要で自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」の提供を開始します。
 同サービスは、KDDIが全国のケーブルテレビ各社と提携している固定電話サービス「ケーブルプラス電話」のオプションサービスとして提供する。
 被害者に電話をかけ現金などをだまし取る特殊詐欺の認知件数は、1万3550件 (2020年)に上り、年間被害額は285.2億円と社会問題となっている。
 従来、固定電話への迷惑電話を遮断するには、自宅の固定電話機に迷惑電話対策機器を外付けで設置するか、迷惑防止機能付きの固定電話機に買い替えて利用する必要があった。 同サービスは、ネットワーク上で迷惑電話の着信を自動遮断するため、専用機器が不要となりる。
 さらに、警察・自治体からの提供やユーザー申請情報を収集したトビラシステムズの「迷惑電話番号データベース」の活用により、最新データで構築した約3万件の迷惑電話の番号からユーザーの固定電話を守ることが可能となる。
 同サービスの月額利用料は330円。サービス開始に先立ち、2021年12月10日から予約受付を開始する。さらに、事前予約で最大3カ月間利用料を無料とする「迷惑電話自動ブロック3カ月無料キャンペーン」を実施する。
 加えて、「迷惑電話自動ブロック」を含む5種類のオプションをまとめてリーズナブルに利用可能な「オプションお得パック」を2022年2月16日から開始する。

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