日本通信、平均的ユーザ向け「合理的みんなのプラン」を新発売
2021年6月4日 10時49分更新
日本通信は、70分無料通話がついた6GBプラン「合理的みんなのプラン」を月額1390円で6月3日より提供を開始した。
データ通信の基本容量6GBは、総務省が示すデータ使用量の分布によれば、66%の利用者をカバーできることとなる。6GBを超えた場合には、1GBあたり275円で使った分だけの料金が自動適用される「おかわり課金方式」を採用している。また、ユーザ自身で上限値の設定ができるので、自分にとって最適な容量のプランをつくりながらも、実際の支払いはデータ使用量に応じた分だけという合理的な携帯料金になっているとのこと。通信規格はLTE(4G)となる。5Gはエリアが極めて限定的であること、4Gの電波を5Gに転用するエリアでは仮にスマホ画面に「5G」の表示があっても4Gと同等の通信速度しか得られないこと、5Gの本領を発揮できるようになるには数年かかると言われていること等から採用していないとのことだ。
また、通話に関しては、MVNOの多くが提供しているプレフィックス方式ではないので、専用通話アプリは不要、通常の電話操作、携帯キャリアと同じ通話品質となる。統計数値によると携帯電話での通話時間(携帯番号を使った電話のみで、アプリ電話は含まない)は平均で月に130分。これを発信と着信を半々と想定すると、料金のかかる発信は65分で、これをカバーしているのが70分の通話時間となる。「合理的みんなのプラン」には、通話を多用するユーザでない限りは、ほぼカバーできる70分の無料通話が入っている。無料通話を超えた場合の通話料は30秒あたり11円と、携帯キャリアの半額となる。
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