KDDI、2022年3月期決算を発表
2022年5月16日 16時03分更新
KDDIは5月13日、2022年3月期決算(2021年4月1日~2022年3月31日)を発表した。
連結での売上高は、5兆4,467億円。営業利益は1兆606億円で、21期連続増益となった。
2019年3期~22年3期の年平均成長率は売上高+2.3%、営業利益に関しても値下げ影響があったものの+1.5%で成長を続けている。
ビジネスセグメント、金融事業(auフィナンシャルホールディングス、IFRSベース)およびエネルギー事業などの注力領域による増益
またグループMVNO収入とローミング収入が主な増益要因として挙げられた。
ライフデザイン領域の主要サービスが大きく伸長し、営業利益は年平均成長率が二桁成長となった。
■ライフデザイン領域
■ビジネスセグメント
■マルチブランド戦略
さらに、2025年3月期に向けた新たな中期経営戦略 (持続的な成長に向け、投資・株主還元を引き強化) を発表。
サテライトグロース戦略(5Gによる通信事業の進化と、通信を核とした注力領域の拡大)の推進と、それを支える経営基盤の強化によりパートナーとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指す。という方針を示した。
事業成長については
・5G推進によるARPU収入増
・注力領域の利益成長 ⑴
・コスト効率化 ⑵
⑴⑵で計2000億円の増益を目標に設定。
財務については
・5G・注力領域への設備投資と戦略的事業投資を優先
・配当性向40%超
・機動的な自己株式取得
を方針とした。