U-NEXTとヤマダ電機が合弁会社設立、MVNO事業で協業へ
2017年1月17日 16時46分更新
U-NEXTとヤマダ電機は、MVNO事業の運営を⾏う合弁会社を設⽴することに合意したことを発表した。合弁会社の商号 は「Y.U-mobile株式会社」(本社所在地:東京都渋⾕区)で、資本⾦ は1億円。U-NEXTが51%、ヤマダ電は49%を出資する。設⽴時期 は2017年1⽉下旬予定。
競争が激化しているMVNO 業界において、今後、更に顧客の獲得を推進するうえで、「家電量販店として唯⼀、全国に販売網を持つヤマダ電機」と「様々な販売チャネルを有し、モバイル通信サービスを運営してきた U-NEXT」がパートナーシップを組むことが最善であると判断し、今回の新会社設立に至ったという。
U-NEXT の既存サービス運営やマルチ MVNE 展開のノウハウと、ヤマダ電機が持つ販売⼒を融合させ、競争が激化する MVNO 業界を勝ち抜くことを目指す。
U-NEXT は、約3年前から MVNO 事業としてモバイル通信サービス「U-mobile」を運営。その後、2016年よりMVNE(MVNO事業を⽀援する事業者)と提携し、マルチMVNE でのサービスを提供している。⼀⽅、ヤマダ電機は、家電量販業界最⼤⼿の企業で、家電製品の販売だけでなく、「YAMADA SIMpowered by U-mobile」のモバイル通信サービスの提供も⾏っている。