日本航空など5社、ドローンで永代橋など複数の大橋を横断する医薬品配送実験を実施
2022年2月2日 12時03分更新
日本航空(JAL)、KDDI、ウェザーニューズ、Terra Drone、東日本旅客鉄道は2月8日から2月10日の間、東京都に採択された「東京都におけるドローン物流プラットフォーム社会実装プロジェクト」にて、都内で初めて、隅田川に架かる永代橋など複数の大橋をドローンで横断する医薬品配送の実証実験を行う。
2022年度を目途に法施行が予定されている「有人地帯における補助者なし目視外飛行 (レベル4飛行)」を見据えた実証実験であり、道路の混雑状況にかかわらず、緊急時・災害時における即時のオンデマンド輸送や、日常的に医薬品を届けられる社会の実現を目指すとのこと。
同実証では、人口約1400万人を抱える世界でも有数の人口集中地区である東京都内での飛行に向け、リスクを最小限に抑えるため隅田川上空を飛行ルートに選定した。これまでJALが培ってきた空の移動に関わる運航・安全ノウハウと、KDDIの運航管理システムを活用することで十分な安全管理を行い、実証を可能にする運航体制を整えたとのこと。
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