2017年以降は「ガラケー」生産停止へ、Android OSへ切り替え
2015年4月26日 14時18分更新
4月24日、日本経済新聞は国内携帯端末メーカーが従来型の携帯電話(通称「ガラケー」)の生産を2017年以降に中止すると報じている。
日本経済新聞:従来型携帯の生産終了 国内各社、17年以降
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21H8H_T20C15A4MM8000/
生産中止の背景にはスマートフォンの普及が促進していく中、「ガラケー」向けの部品の調達が難しくなっており、国内でしか通用しない端末の開発は重荷になっていることが挙げられている。
ただし今回の報道は決して折りたたみ式の携帯電話の生産が中止されるということではなく、コスト削減のためOSを従来のメーカー独自OSからスマートフォンで使われているAndroid OSへと切り替えていくということだ。
既にAndroid OSを搭載した従来型の携帯電話はSHARPが発売()しており、今後は他メーカーも同様の「ガラホ」を投入していく方針。
なお現在ドコモへ「ガラケー」を供給しているNECは2016年3月に新規の開発を止め、2017年3月には生産も終えることで、全ての携帯電話端末事業から撤退すると報じられている。
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