ソフトバンクは「ソフトバンクグループ」へと社名変更――「ソフトバンク2.0」へ向けた取組み
2015年5月12日 15時30分更新
5月11日、ソフトバンクは社名変更の他、「ソフトバンク2.0へ向けた取組みについて」という発表を行った。これらはグローバル企業へ変革するため取り組みとしている。
まず現在のソフトバンク株式会社は、7月1日より「ソフトバンクグループ株式会社」へと社名が変更される。これは「今後グループ会社によって保有、運営される事業資産を基にグローバル展開を一段と加速させていく上で、純粋持ち株会社としての当社の位置付けを明確にするため」であるとしている。
また現ソフトバンクモバイル株式会社も7月1日より「ソフトバンク株式会社」に変更される。
さらにグループ企業であるソフトバンクモバイル株式会社(上記の通り7月1日よりソフトバンク株式会社へ変更)、ヤフー株式会社等や、これまでSoftBank Internet and Media Inc.が投資してきた資産等は全てSBGの下で統合的に管理されることになるとしている。
また人事も異動され、決算発表会中で後継者指名されたニケシュ・アローラ氏は6月19日に代表取締役副社長に就任予定であり、宮内謙氏はソフトバンク(現ソフトバンクモバイル株式会社)の代表取締役社長 兼CEOを務めることになるとしている。
このグローバル企業への変革は今後、数年かかる見込みとしており、今回発表された内容は、これからの変革の基礎となりうるものと位置づけられている。
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