UQコミュニケーションズ、WiMAX 2+における「3日間で3GB」制限と広告表記の見直しへ
2015年7月15日 15時37分更新
7月14日、UQコミュニケーションズはWiMAX 2+における「3日間で3GB」による速度制限について、今後の対応を発表した。
・「3日間で3GB」制限に関する今後の対応について(7月14日)
現在WiMAX 2+において、月間通信量が7GBまでの「UQ Flatツープラス」と月間通信量の制限が設けられていない「UQ Flat ツープラス ギガ放題」の2つプランを提供しており、両者とも「3日間で3GB」を超えたユーザーに対して速度制限が実施される仕組みとなっている。
UQコミュニケーションズとしては2013年10月のWiMAX 2+サービス開始時に、2015年4月から「3日間で1GB」の速度制限を、また2015年1月の220Mbpsのサービスを実現する「ギガヤバ革命」の発表時にはそれを緩和した「3日間で3GB」の制限を設けるとアナウンスしてきたという。
しかしWiMAX 2+の宣伝や広告において「使い放題」という点が全面的にアピールされ、速度制限についての注意が十分アナウンスされず、制限を知らずに契約してしまったというユーザーもおり、ネット上では集団訴訟の動きも見られるなど問題視されてきた。
・ユーザーを馬鹿にし続けた「UQ WiMAX」に対する集団訴訟を起こしませんか?(7月4日)
こうした背景を踏まえ、今後UQコミュニケーションズは「3日間で3GB」制限を続けつつも規制後の通信速度を現行より緩和し、また広告表現等についてもより分かりやすく誤解のない内容に速やかに改善していくという。
通信制限は3日間で3GBを超えた翌日の昼頃から翌々日の昼頃までの間の実施される仕組みとなっており、これまではYouTube動画の標準画質レベルが閲覧できる速度を基準とした制限を行っていた。
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