ソフトバンクは動画配信サービス「Netflix」と業務提携、店頭申込はソフトバンク独占に

2015年8月24日 16時00分更新


 8月24日、ソフトバンクは米動画配信サービス「Netflix」と業務提携を結んだと発表した。

 Netflixは世界最大の動画配信サービス。映画やテレビドラマだけでなく、ドキュメンタリーやドラマなどのオリジナルコンテンツを、スマートフォン、タブレット、PC、テレビからフルHDや4Kといった高画質で楽しめる。またユーザーの好みを分析し、見たいと思える作品を勧める「レコメンド機能」も特徴の1つだ。
 日本でのサービス開始は9月2日からと予告されており、既にフジテレビとのオリジナルコンテンツの作成が発表されている。

 今回のソフトバンクとの提携はソフトバンクが販売代理店となり、キャリアショップや量販店などの店頭、コールセンター、WebサイトからNetflixの申込を受け付けるというもの。そのためソフトバンクの携帯電話サービス、もしくはSoftBank光のユーザーが対象となる。
 ソフトバンクを通じて申し込むことでNetflixの月額料金を携帯電話料金とまとめて支払えるようになる他、10月以降に発売されるスマートフォンにはNetflixのアプリがプリインストールされる。またオリジナルコンテンツも共同制作して配信を行うという。

 Netflixが日本で展開する料金プランは以下の3種類。ソフトバンクが店頭で申込を受け付けるのは「スタンダードプラン」のみとなる。
・ベーシックプラン
 画質:標準画質(SD)
 同時視聴:1ストリーミング
 月額:650円(税抜、以下同)
・スタンダードプラン
 画質:高画質(HD)
 同時視聴:2ストリーミング
 月額:950円
・プレミアムプラン
 画質:超高画質(UHD 4K)
 同時視聴:4ストリーミング
 月額:1,450円

 家電量販店などではソフトバンクが販売代理店として申込みを受け付けるということだが、NetflixへはWebで申込もできるため、利用するにはソフトバンクのユーザーになる必要があるということではない。

関連カテゴリー