ソフトバンクがフィンテック事業へ本格参入、スマホ向けオンライン証券会社「One Tap BUY」へ出資

2016年7月26日 10時19分更新


 ソフトバンクと、スマートフォン向けのオンライン証券会社である株式会社One Tap BUYは、フィンテック分野における個人向け投資管理サービスの事業推進を目的として、2016年3月にソフトバンクがOne Tap BUYに10億円を出資したことを発表した。
 
 One Tap BUYは、スマートフォンで証券取引に関する全ての手続きを行えるオンライン証券会社である。2015年12月に第一種金融商品取引業者として登録し、2016年6月1日より、スマートフォン向け株式取引アプリケーション「One Tap BUY」の提供を開始した。
 「One Tap BUY」は、「ロゴマークで銘柄選び」「買う(売る)」「確認」の3タップ操作による株式売買を特長としたアプリ。現時点では、アップルやコーチ、コカコーラやウォルトディズニーカンパニー、フェイスブック、スターバックスコーポレーションといった30銘柄の有名海外ブランドの米国株を1万円単位で購入することができる。今後は2016年度内に、日本株・ETFの取り扱いも開始する予定とのこと。
 
 今回のソフトバンクによる出資は、One Tap BUYのビジネスモデルによるスマートフォンに特化した株式取引サービスの将来性と、ソフトバンクの目指すフィンテック事業の方向性が一致したことが背景にあるとしている。
 
 
One Tap BUY
 
 
 

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