営業利益3.9%増、KDDI第1四半期決算

2024年8月6日 13時17分更新


KDDI株式会社は2024年8月2日、2025年3月期第1四半期の決算を発表した。

連結業績のまとめ
売上高は前年同期比4.2%増の1兆3,891億円、営業利益は通信ARPU収入の増加やDXなどの注力領域の成長により、前期比3.9%増の2,770億円を達成した。四半期利益は1,769億円となった。

その他
KDDIは通信ARPU成長と付加価値サービスのシナジー効果を通じて、収益性と顧客基盤の強化を図っている。
通信ARPU成長に関しては、auとUQ mobileのブランド別ARPUが前年比でそれぞれ約3%と約8%増加した。また、UQ mobileからauへの移行も増加傾向にあり、auの高価格帯プランへの誘導が進んでいる。

付加価値サービスの面では、auマネ活プランの導入により通信事業の成長に寄与した。これにより解約率は約2割改善し、通信ARPUも約1割増加した。さらに、金融サービスとの相乗効果も顕著で、auじぶん銀行の預金残高とローン融資実行額が大幅に増加した。

また、連結営業利益の通期予想に対する進捗率は25.0%となっており、順調な滑り出しを見せた。

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