NTTドコモは、第3世代移動通信方式の「FOMA」および携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス「iモード」を2026年3月31日に終了すると発表した。
「FOMA」は、2001年10月に世界に先駆けて第3世代移動通信サービスを開始し、384kbps(2001年当時)の通信で、より大容量な動画やゲームなどが可能となり、2011年には約5700万契約を突破した。
また、「iモード」は1999年2月にサービスを開始し、携帯電話から9600bps(1999年当時)の通信速度でインターネットを楽しむことや、電子メールの送受信ができる機能が利用でき、2010年7月には約4900万契約を突破した。
今回、4G(第4世代通信方式)の普及による市場環境の変化に伴う契約数の減少や、5G(第5世代移動通信方式)に経営資源を集中するためサービスを終了するとしている。
既に「FOMA」音声プランおよび「iモード」は新規受付を終了しており、「FOMAデータプラン」・「ユビキタスプラン」は2020年3月31日をもって新規受付を終了する。なお、「FOMA」や「iモード」で提供している「iチャネル」「iコンシェル」などの各サービスの終了時期については、あらためて案内するとしている。