NTTドコモとチカクは、まるで近くに暮らしているかのように、お互いをより身近に感じながらも、ほどよい距離感を保てる“デジタル近居”サービス「ちかく」を4月中旬以降に提供開始する。
同サービスは、家型の端末および専用アプリを利用して、離れて暮らす親の在室状況を確認でき、そのまま手軽にテレビ電話で話すことができるサービスとなっている。親側は、端末を自宅のテレビに接続するだけで、テレビの大画面でテレビ電話を楽しむことができる。端末にはSIMが内蔵されているため、Wi-Fi設定やインターネット工事は一切不要で、すぐに使うことができ、また使い慣れたテレビとリモコンで操作が可能なので、デジタル機器の操作が苦手な高齢者でも簡単に利用することができる。子側は、アプリから気軽に親の在室状況を確認でき、さらにアプリを通してテレビ電話をかけたり、その会話中に写真を共有することもできる。
さらに、アプリ上で「あんしんモード」をオンにすると、親の起床・就寝、在室履歴など生活リズムの変化がわかる生活ログ機能や、事前に設定した時刻を過ぎても親の起床が確認できない場合、アプリに通知が届く起床未確認通知機能、異変を感じたときに、親が端末を操作することなく、テレビを設置している部屋の様子を確認することができる安否確認電話機能も利用でき、よりあんしん感を持ちたい子ども世代のニーズにも対応しているとのことだ。
2024年3月8日