金沢市は無料Wi-Fiサービス「KANAZAWA FREE Wi-Fi」の運用スタート、北陸新幹線開業に向けて情報発信へ
2015年1月9日 10時00分更新
1月9日、金沢市は誰もが無料で利用できる公衆無線LANサービス「KANAZAWA FREE Wi-Fi」の運用を正式にスタートする。3月14日開業の北陸新幹線を控え、増加が見込まれる観光客やビジネスユーザーへの情報発信や利便性向上を狙う。
本サービスはNTTブロードバンドプラットフォームとの提携により実現したもので、1回20分の使用が1日に何度でも行えるものとなっている。利用するには登録が必要。まずWi-Fiが使える端末からSSID:Kanazawa_Free_Wi-Fiに接続し、ブラウザを起動するとポータルサイトが表示されるので「インターネットに接続する」を選び、名前やメールアドレスなどを入力すると使用可能になる。登録は30日間有効で、以降は再登録が必要となる。
ポータルサイトは日本語の他に英語・フランス語・中国語(簡体・繁体)・韓国語に対応し、金沢市の観光情報等が確認できる。
利用可能エリアは次の8ヶ所で、順次開通していく予定だ。
①金沢駅東広場(もてなしドーム地上部)
②金駅東広場(もてなしドーム地下部)
③金沢 21 世紀美術館
④金沢市役所前広場
⑤近江町市場入口(武蔵ヶ辻バス停)
⑥香林坊バス停(アトリオ前)
⑦香林坊アトリオ周辺
⑧片町一丁目交差点周辺
※⑤~⑧のエリアは、NTTブロードバンドプラットフォームの既設設備を活用し2015年1月下旬からサービス提供予定
注意点としては本サービスはWEP等のセキュリティ対策が為されていないため、IDやパスワード、クレジットカード番号等の個人情報を傍受される可能性があるのは留意すべきだろう。
なお提携しているNTTブロードバンドプラットフォームは全国9万箇所のアクセスポイントを整備しており、同社が提供している専用アプリリ「Japan Connected-free Wi-Fi」を利用すれば今回の「KANAZAWA FREE Wi-Fi」だけでなく、それらアクセスポイントへも再度登録することなく利用できるようになる。
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