NTTドコモ、ノートパソコンのように扱えるタブレット「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」発売開始

2014年12月12日 11時00分更新


 NTTドコモは12月12日、専用デザインのBluetoothキーボードを同梱したAndroidタブレット「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」を発売開始した。カラーはTitanium Bronzeの1種類。本体価格は62,208円、月々サポートを適用した場合は実質負担金額22,680円。

 「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」はサムスン電子製の8.4インチ有機ELディスプレイを搭載したタブレット。既にメーカーからWi-Fiモデルが発売されているが、今回ドコモから発売されるモデルはLTEに対応し、純正の専用キーボードが同梱されたパッケージとなっている。
 特徴は付属の専用キーボードだ。Bluetoothで本体と接続し、タブレットと一体となる専用デザインで設計されている。立てかけて使用する際は勿論、収納時にもノートパソコンのように扱え、ノートパソコンのように折りたたんで閉じれば本体と一体化し、アタッチメントによって外れないように固定できる。キーボードはUS配列で、バッテリーを内蔵しており、最大120時間連続で使用可能。
 
 液晶はスーパー有機ELディスプレイを搭載し、色の再現性が一般的なディスプレイの1.3倍のため、肉眼により近い色が表現される。解像度もWQXGA(2560×1600)で高繊細となっている他、コントラスト比も通常の100倍を謳い、動画や写真をよりキレイに楽しめるだろう。
 通話機能は搭載されていないが、「SideSync」によってGALAXYスマートフォンと連携することでタブレット上で着信やメールを受け取ることができ、端末間でデータのやり取りも容易に行える。この他2つのアプリを同時に使用できる「マルチウインドウ」機能も搭載。またWi-Fiモデルと異なる点として、外部アンテナケーブルを使用することでワンセグ/フルセグの視聴ができるようになっている。NOTTV、NFC、防水・防塵といった機能には対応していないので注意が必要だ。

 スペックは以下の通り。
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm MSM8974 2.3GHz クアッドコアプロセッサ
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約8.4インチ 有機EL(Super AMOLED)インチディスプレイ
・バッテリー容量:4900mAh
・連続待受時間:760時間(LTE)
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約210万画素
・サイズ:約213(H)×126(W)×6.6(D)mm
・重量:約298g(付属キーボード:253g)
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・LTE対応周波数:2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz
・FOMA対応周波数:2GHz/800MHz/新800MHz
・Bluetooth4.1対応
・フルセグ/ワンセグ、ハイレゾ再生に対応

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