NTTドコモ、「5G」実現に向けてインテル、パナソニックなど新たに5社と合意

2015年7月23日 12時10分更新


 7月22日、NTTドコモは第5世代移動通信方式(5G)に関する実験や技術開発において、新たにインテル、キーサイト・テクノロジー、パナソニック、クアルコム、ローデ・シュワルツの5社と合意したと発表した。

 5Gは10Gbpsを超える通信速度、LTEの約1000倍にもおよぶ大容量化、IoTの普及に伴う端末数の増加や多様なサービスへの対応などを目指して研究が進められている次世代の移動通信方式であり、2020年までにサービス提供を目指している。ドコモはこれまでアルカテル・ルーセント、エリクソン、富士通、Huawei、三菱電機、日本電気、Nokia、サムスン電子の8社と実験と技術開発を行ってきた。

 今回新たに5社と合意し、インテルとは5G対応端末に必要なチップセットの実験試作、キーサイト・テクノロジーとローデ・シュワルツとは5G実験における結果等の測定器の開発、パナソニックとは効率的な通信システム技術の開発、クアルコムとは5G通信技術についての実験と技術開発に取り組んでいくという。

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