「TVer」通信量を気にせず視聴可能 LinksMateカウントフリーオプション拡大
2025年9月12日 11時00分更新
株式会社LogicLinksは、MVNOサービス「LinksMate（リンクスメイト）」において、2025年9月11日から株式会社TVerが提供する動画配信サービス「TVer（ティーバー）」をカウントフリーオプション対象コンテンツに追加したと発表した。LinksMateはゲームプレイヤーや動画・SNSユーザー向けに通信量を節約できる仕組みを提供しており、カウントフリーオプションを選択することで対象コンテンツの通信量カウントが90％以上OFFになる仕様。今回のTVer追加により、外出先や移動中でも通信量を気にせず動画視聴できる環境が整うことになり、通信量節約を求めるユーザー層から注目を集めている。
カウントフリーオプションは、対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信量カウントを大幅に抑制するLinksMate独自のオプションサービスで、データ通信容量を効率的に利用できる仕組み。通信容量がなくなり低速データ通信状態になった場合でも、カウントフリー対象コンテンツについては高速通信が継続する仕様となっており、動画視聴やゲームプレイ、SNS利用をストレスなく楽しめる環境を提供する。特にTVerのような広告付き無料動画配信サービスは、複数話の視聴やリアルタイム配信視聴で通信量が増えやすいため、カウントフリー対応による利便性は大きい。LinksMateはゲーム連携特典やSNS対応を組み合わせることで、MVNO市場における差別化を強めており、通信量節約ニーズの高まりに応えるサービス設計を進めている。
株式会社LogicLinksは2016年11月25日に設立され、資本金1億1,250万円でインターネット接続サービスや電気通信事業、インターネット電話、ゲームデータ分析、ゲーム開発サポートなど多角的に展開している企業。今回のTVerカウントフリー化は、同社が運営するLinksMateが提供するMVNOサービスにおいて、ゲームと動画という高トラフィック領域を両立させる戦略の一環とみられる。動画配信サービス利用者は年々増加しており、モバイル回線での視聴も一般化している中、通信量節約や低速化防止の仕組みを求める声が強まっている。LinksMateはこうしたニーズに応えることで、競争激化するMVNO市場において独自のポジションを築いており、TVer追加によってゲームユーザーだけでなく動画視聴ユーザー層への訴求も一段と強化された形となる。
