ドコモがチャイナモバイルの通販サイトに出店、中国市場向けにショッピングサービス展開
2016年9月28日 10時53分更新
NTTドコモは、中国の通信事業者China Mobile Communications Corporation(以下チャイナモバイル)が運営するインターネット通販サイト「和生活」内に日本の商品を取り扱う専用ページを開設し、中国ユーザーを対象にしたショッピングサービスを提供開始する。
ドコモとして、海外でリアル商品のショッピングサービスをおこなうのは今回の取り組みが初となる。
本ショッピングサービスでは、子会社のらでぃっしゅぼーやをはじめ、日本の大手メーカーや地域メーカー等、14社のパートナー企業から、中国ユーザーに好まれる日本の伝統工芸品や化粧品、日用品などを調達し、提供する。サービス開始後もパートナー企業を広く募る予定。
また、本ショッピングサービスは、中国政府が設置する中国国内での越境EC総合試験区を活用して商品の発送をおこなう。開始当初は、日本から中国ユーザーへ直接商品を届けるが、今後は越境EC総合試験区内の保税倉庫において商品を保管し、注文の都度、保税倉庫から発送することで、配送期間の短縮や配送料の低減も実現していくとのこと。
ドコモとチャイナモバイルは、2011年1月に事業協力契約を締結しており、今回の協業はその一環としておこなわれるもの。ドコモは、チャイナモバイルとの協業を通じて、中国ユーザーへショッピングサービスを拡充し、日本の商品を提供するパートナー企業の販路を拡大していくとしている。
■各社の役割
チャイナモバイル『和生活』
『和生活』内の専用ページ「日本館」
関連リンク:チャイナモバイルのインターネット通販サイトに出店-中国のお客さまにショッピングサービスを展開-(ドコモ)
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