DNP、電源不要のIoT端末「ソーラー電池式Bluetoothビーコン」発売
2016年6月22日 16時56分更新
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、メンテナンスの手間を省くIoT端末として、低照度の人工照明の光でも動作できる「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」を発売することを発表した。これは、DNPが本年秋を目処に提供開始予定のIoTを活用した位置情報サービスに向けた取り組みで、今後流通や小売、空港や鉄道などの屋内施設を持つ企業向けに、本端末を販売するとともに関連デバイスやバックエンドシステムの開発を進めていくとしている。
本端末は、羽田空港第1ターミナルで日本航空株式会社が提供する「国内線保安検査場待ち時間ご案内サービス」のスマートフォンアプリ向けに先行導入されている。
今後の展開として、DNPは流通・小売、外食、アミューズメント、空港、鉄道、高速道路など、屋内施設をもつ企業に向けて本製品を販売し、ビーコンを活用した位置情報サービスおよび関連業務(アプリ開発、サーバー提供、運営など)を含めて3年間で6億円の売上を目指すとしている。
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